画像の説明

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【萌葱色】(もえぎいろ) C.70 M.23 Y.86 K .0
 萌葱色は萌えている葱の芽の色からきた色名で古くからある。
 萌黄色とも、萌木色とも書くこともある。
   萌黄




【露草色】(つゆくさいろ) C.73 M.20 Y.0 K .0
 露草の花に見る色、この花をすった汁を青花といい、染色の下絵をかくのに用いた。
 万葉人はこれを着草(つきくさ)と呼び、これで衣を染めたこともあった。 
 月草の名はそこから生まれた。この花は花色ともいう。
   露草色




【桃花色】(ももいろ) C.0 M.55 Y.19 K .0
 桃の花の色からきた色名、古くからあった色名だが、今は桃色というと何か
 セクシーなイメージに屈折しまうが、英語のピンクは健康や幸福を象徴する 
 いたって健全な色とされている。
   桃花色

 


【菫色】(すみれいろ)C.74 M.83 Y.22 K .0
 菫の花に見るきれいな青紫色をいう。”菫の花咲く頃”の歌にもある宝塚歌劇団の袴の
 色であった。英名ではバイオレット(violet)です。スペクトルの短波長の末端に見る色で
 これより短い波長は菫外線(紫外線)となります。
   菫色




【珊瑚色】(さんごいろ) C.0 M.65 Y.58 K .0 
 さんごの色に見るやや黄みがかったピンクをいう、英名でいうコーラル
(coral)である。フランスでは(corail)といいます。 
   珊瑚色   




【常磐緑】(ときわみどり) C.82 M.0 Y.78 K .0 
 常磐樹(ときわぎ)の濃い緑色からきた名である。常磐色ともいう。英名は
エバーグリーン(ever green)がある。榊(さかき)、クリスマスのひいらぎ
など常磐緑は神事や祭礼には欠かせない。
   常磐緑 




【青竹色】(あおたけいろ) C.88 M.0 Y.53 K .0 
 竹の名が色名として出てくるのは、黄緑系の草木の緑と区別して、それより
青みの緑をいう。実際の竹の色よりずっと青みが強調されている。
   青竹色




【利休鼠】(りきゅうねずみ) C.66 M.50 Y.54 K .1 
 利休は葉茶の緑みを形容したもので、緑みがかったグレイをいう。
日本のような湿気の多いところでは霧や靄(もや)がたちこめ、
草木の緑も遠くからはこのような色に見えることがある。
北原白秋の「城ケ島の雨」にも謡われています。
   利休鼠



 
【燕脂色】(えんじいろ) C.42 M.93 Y.68 K .6
 コチニールという虫から採った動物性色科から、クリムソン(crimson)
とカーミン(carmine)の色名が生まれた。燕脂色(えんじいろ)もこれから
でた色名である。現在は色科のいかんを問わず濃い赤系の色をいうように
なった。
   燕脂           




【玉子色】(たまごいろ) C.0 M.29 Y.74 K .0
 鶏卵の黄味のような赤みの黄色をいう。
飼料によって卵の色は違ってくるが、大体赤みの黄色です。

   玉子   



 
【狐色】(きつねいろ) C.46 M.57 Y.80 K .4
 狐の体毛のような色を言います。狐色に焦がすなどというが一般の
人が日常何気なく使っている言葉にも色ことばあります。

   狐色